6歳が, そして4歳も交渉する, 領域展開型ボードゲーム #カタン スタンダード版
1. 外観
サイズ:30 x 30 x 6 cm(タテ/ヨコ/高さ)
2. 特徴
3. 対象(対象年齢, プレイ人数)
メーカー公表設定
- 対象年齢:8歳以上
- プレイ人数:3〜4人
4. プレイ時間
60分間程度
5. 主要内容物
(左から, 都市, 開拓地, 街道のコマ)
- ゲームボード:外枠6枚と六角形タイル19枚
- コマ:3種類(街道, 開拓地, 都市)4色(白, 赤, オレンジ, 青)
- ダイス:2つ
- カード:資源カード, 発展カードなど
- 日本語説明書
6. あそびかた
ゲーム方針と勝利条件
- 資源を得て, 得られた資源を使い土地を開拓(領土を拡げ), 開拓量や開拓内容に応じて点数が与えられる
- 誰よりも先に, カタン島を十分に(10点)開拓したプレイヤーの勝ち
準備
- カタン島ボード作り:推奨初期設定は説明書に書いてある
- プレイヤーのコマ色決め
- 資源カード & 発展カードなどの準備
進め方
- ダイスを2つ振る→ダイスの合計値の数字が置いてあるタイル周囲にある, 開拓地や都市に応じて資源カードももらう
- 建設コスト表に応じて, 道を作り(街道), 街を作り(開拓地), 街を大きくする(都市)
- 開拓カードには, 色々な開拓能力カードがあり, 開拓度を向上させたり, 他プレイヤーの邪魔ができる
7. 実際にプレイしてみて
プレイ環境
4歳+6歳+大人
子どもの反応
- 4歳:最初の10〜20分間は, 楽しくプレイ可能だが, だんだん集中力を欠き, 動き回り始める.
- 6歳:領土を拡げ, 点数を集めることに面白さを感じている様子. 交渉もしっかりする.
難易度
- 4歳:最初の3〜4回くらいは, 大人と一緒にプレイしていたが, 5回目くらいからは独立プレイができるようになった(1人前に交渉もしてくる). ただし, 長時間のプレイは困難.
- 6歳:初回の説明プレイで, 基本ルールを理解. 細かい点はやりながら理解し, 3回目以降は大人と同じレベルでルールを把握.
4〜6歳児と楽しくプレイのために実施している調整
- プレイ開始時に付与されるカードを2〜3枚追加する
- 開拓地1つと街道2つ程度を開始時に追加する
- ゲーム終了点数を10点から6〜8点に下げることで, プレイ時間を減少させ, 飽きさせないようにする
8. オススメポイント
- 短期目標(例, 街道が作りたい), 長期目標(資源がもらえやすい領域になるべく多く展開する)に応じて, カード交渉できる面白さ
- 子どもにとっては, 「その場限りの損得感情をコントールして, もっと先の得を取れるか?」という, 計画性を育てる要素がある
- 交渉の中で, Win-Win の関係が構築できる場面を如何に探れるかという部分もあるので, 子どもの社会性構築にも役立ちそう