描いては消されるお絵かきボードゲームを6歳と楽しむ #消されたメッセージ
1. 外観
サイズ:23 x 16 x 5 cm(タテ/ヨコ/高さ)
2. 特徴
- 消されたヒント(絵)を推測する, 新感覚 "ウォーリーを探せ"
- ある程度消されても犯人探しに耐え切れる絵をどうやって描くか, 残された(消されなかった)絵から絵描きの立場に立って消された絵を想像する楽しさ
3. 対象
メーカー公表設定
- 対象年齢:8歳以上
- プレイ人数:3〜8人
個人的見解
- 対象年齢:5〜6歳以上
- プレイ人数:3〜4人(多くても最大6人くらい)
4. プレイ時間
15〜20分間
5. 内容物
- ついたて:1枚
- 犯人を探すシート:12枚(4枚裏表 ✖️ 3セット=6パターン)
- 犯行を決めるシート:3枚(裏表=6パターン)
- ホワイトボード:4枚
- 水性マーカー:2本
- 砂時計:1つ
- 犯人決め用の目印(透明):1つ
6. あそびかた
ゲームクリア条件
消された絵を(想像で)補完し, 犯人をみつける
準備:役割決め
- 犯人:犯人を決める & 被害者が描いた絵を消す
- 被害者:絵を描いて, 捜査員に犯人を伝える
- 捜査員:欠けた絵から, 犯人をみつける(推測する)
進め方
- 絵を描くボードは9分割されている
- 1枚目の絵は5枠消され, 2枚目は4枠, 3枚目は3枠, 4枚目は2枠と徐々に消される量が減ってしまう(犯人は追い詰められる)
- 捜査員は1枚ずつ絵を渡され犯人を推測し, 4枚以内にみつけることができれば捜査員と被害者(絵描き)の勝ち(みつけることができなければ犯人の勝ち)
- 対立構造:犯人 VS 被害者(絵描き)と捜査員
7. 実際にプレイしてみて
プレイ環境
4歳+6歳+大人
子どもの反応
- 4歳:とにかく描かれた絵を消すのが楽しい.
- 6歳:もともと絵を描くのが好きなので, 被害者(絵描き)役にやる気満々.
難易度
- 4歳:犯人役と捜査員のみであればプレイ可能. 特に犯人役で絵を消すことを楽しんでいた.
- 6歳:全役割をプレイ可能. 被害者(絵描き)と捜査員の役割を特に好んでいた. 犯人が書いてある絵の6パターンあり, 6歳でも十分に絵を書ける簡単なものもあので被害者(絵描き)の時は, 描きやすい絵柄をチョイス.
- ただし, 砂時計は使用せずに, 絵を描く時間は無制限で実施(本来は1枚あたり30秒)
8. オススメポイント(まとめ)
- 描いた絵が消されてしまうので, 犯人を伝える方法を色々と試行錯誤する, 問題解決能力を育てる要素が含まれている
- 犯人(絵消し)と被害者(絵描き)側と捜査員側を隔てる「ついたて」が, 子どもの好むゲームプレイ感を醸し出す