6歳と遊べる協力型ボードゲーム # 宝探しに行こう
1. 外観
サイズ:22.9 x 31.8 x 3.8 cm (タテ/ヨコ/高さ)
2. 特徴
それぞれ(個人)の勝ち負けを問わない「協力型ゲーム」. ゲームクリアに対する戦略をプレイヤー全員で考えるというプロセスを踏むことで, 「みんな」で勝った, 「みんな」が負けたという認識に行き着きやすい.
3. 対象(参考年齢, 人数)
- 年齢:5歳以上
- 人数: 2〜4人
4. プレイ時間
10分〜20分(準備の時間込み)
5. 内容物
- ゲームボード
- サイコロ 2個(アルファベットと数字)
- カード 37枚(道カード 27枚, 鬼カード 10枚)
- カギ 4枚
- 鬼のお菓子 1枚
- 日本語取扱説明書
6. あそびかた
ゲームクリア条件
カギを3つ集めて, 鬼よりも先にゴールする(ENDに道を作る)
準備
- サイコロを振って, カギと鬼のお菓子をボード上に設置する
- カード(37枚)を裏返しで広げる(もしくは積み重ねる)
進め方
- プレイヤーが順番に, 裏返しにしたカードから一枚ずつ引く
- 道カードを引いたなら道をつなげる
- 鬼カードを引いたなら, ボード右端の鬼の道に上から順においていく
その他
鬼のお菓子は, 鬼カード1枚を減らすことができる
7. 実際にプレイしてみて
プレイ環境
6歳(小学1年生)と4歳の子ども+妻+私(4人)
子どもの反応
- ふたりともとても喜んでプレイしていた
- カードを引く時に欲しいカードを当てられるかどうか, 自分のターン以外の場合でも盛り上がっていた
- 子どもたちからは「鬼のゲーム」と呼ばれ, 定期的に遊ばれている
- 一度始めたら, 2〜3回は連続でプレイしている(30分くらいはプレイする)
難易度
- 6歳:全く問題なし. カギやお菓子を経由する効率のよい道づくりに対しても考えることができていた
- 4歳:プレイ自体は独立して可能. ただし, 効率の良い道づくりに関しては周囲の協力が必要
内容物
- 安っぽさはなく, しっかりした作り
- 日本語説明書も読みやすい
8. オススメポイント(まとめ)
- 勝ち負けで一喜一憂する年代でも, その勝敗で尾を引かない内容
- ゲームで負けると泣いて困る場合や, 気持ちが不安的な時に使いやすい
- 自分のターン以外でも楽しめるので, 子どもの気が散りにくい
- 道を作るときにお互いの考えを確認するので, コミュニケーションの練習にもなる